酒癖が悪くて何が悪い

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言いたい人には言わせておけ。酒癖が悪いと周囲に批判されてお悩みの方に知ってほしい、コペルニクスな考え方についてお話しします。

酒癖が悪くて何が悪い

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お酒を飲むと人間性が荒くなったり凶暴な自我が出て周囲に迷惑をかけてしまうことってありませんか?それ、別にあなたは悪くありませんよ。お酒とはそういう性質のものなので、考えても仕方ありません。

 

何より、深層に隠れた自我というのは、今日明日で簡単に変えられるものではありませんので、そうならないようにするには、そもそもお酒を飲まないようにするか、人とお酒を飲まないようにすればいいだけの話です。

 

「でも、お酒を飲んだ時の姿が本当の姿みたいに言われる……」そうかもしれません。しかし、それはあなた自身がこれまでの人生経験に基いて、必要だから作り上げ、秘めて持ち続けている能力です。批判さえ浴びなければニュートラルで真っ白なただの個性です。ウジウジしているよりよっぽど良い。

 

ただ、その能力が、あなたのコントロールの利かない状況下で発現するきっかけとシチュエーションを意識的に回避すればいいだけの話です。誰しも徹底している【運転する時は飲まない】といっしょです。事故りそうなら飲まない。罠かもしれないお酒は飲まない。

 

あなたのことをうっすらしか知らない他人からの無責任な批判を受けて、あなた自身まで自分を否定する必要はまったくないのです。

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なぜあなたの酒癖が話題になるのか

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きっとあなたもお気づきだと思うのですが、「飲みに行く」というのは、日帰りの温泉旅行のように必ずみやげ話が必要なもののようです。

お酒の席では、なんでもないことが事件となり、翌日以降の会話の華になります。

たまたまあなたがそれに選ばれてしまっただけです。

もしその席で誰かが全裸になって絶叫していれば、その話題でもちきりであなたのことなどまったく話題にも上らないでしょう。

 

そもそも、理性を鈍らせる性質の飲み物を嗜む会で起こったことをいつまでもそんなウジウジと言い続けるなど、その人たちはお酒に対する知識が少なすぎます。お酒をなんだと思っているのでしょうか。

「酒の席だから今日は腹を割って……」

「無礼講だから……」

この言葉はとんでもない罠だということになります。

あなたの酒癖を批判する人の心理

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「お酒を飲んだ時の姿がその人の本性」

という言葉は非常に馬鹿げていて荒唐無稽です。なぜ、トランス状態の人間の姿がその人の本性なのか?

なぜ、理性が鈍って開放された自我を、誰かの覚めた理性と比較するのか?

 

この言葉がさも常識のように浸透している背景には、

「他人の本性を手軽に知って安心したい」

「レッテルを貼って分類したい」

という、万人共通の防衛本能にも似た強い欲求があります。

 

さらに、これは私の経験なのですが、酒癖が話題になる人って必ずといっていいほど、頭角を現している人か、現そうとしている人、目立っている人、周囲に一目置かれている人なんです。

つまり、嫉妬だったり、出る杭を打つみたいな二次的な要素も加わって、あなたの酒癖への批判が起こっている可能性があるということです。

 

お酒の話を抜きにしても、本能に流されたり、嫉妬で人を攻撃する人って軽蔑しませんか?薄っぺらい情報で自分の意見をコロコロ変える人も、正直関わりたくないですよね?

それと同じことで、あなたの酒癖だけを見て、しらふの時のあなたのことまで否定したり、離れていくような人は捨て置きましょう。

ただしこれは問題

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ただし、毎度毎度お酒を飲んで周囲に不快な思いをさせ続けていて、

「別に人に迷惑をかけてしまってもいいや」

と考えているのであればその考え方は問題です。

問題ですが、あなたが本当にこう考えているかどうかはあなた自身にしかわかりませんので、もしも自覚があるなら、それはあなたがあなた自身の手で自分に批判の刃を向けるべき課題です。

 

これをお酒と絡めるから話がややこしくなるのであって、お酒を飲まない人でもこの考え方が備わっている人は、日常生活で継続的に自身や周囲に何がしかの害をもたらしているはずです。

これは、早急に改善したほうが、周囲はもとよりその人にとっての利益が大きいでしょう。

 

酒癖の話に戻していえば、

・お酒の性質を知らないこと
・コントロール方法を知らないこと
・場の空気への対処法を知らないこと
・そしてそれらを知っていても実践しないこと

は問題です。

しかし、これらは考え方とちょっとの工夫でなんとでもなります。努力はそんなにいりません。

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まとめ

■酒癖で批判されるようなシチュエーションを回避する
■「お酒を飲んだ時の姿が本性」という思考停止型の論理で人の本性を決めたい人には決めさせておく
■お酒と絡めるから本当の問題が見えなくなるので、お酒抜きで考えてみる

不思議ですよね、もっと批判されるべき、知れ渡るべき個人の迷惑な性質ってあると思うのですが、酒癖については劇薬のようにコミュニティの中を駆け巡ります。

人は誰しも、身近に起こる刺激的な事件に飢えています。

また、

「あいつよりは人間的に上だ」

という優越感を簡単に手に入れたいと常々思っています。

あなたのお酒を飲んだ時の姿は、そういう人たちの格好の餌食となっているだけです。

 

トラブルや問題の中でしか輝けない人っていますよね?

なぜかいつもトラブルの渦中にいてイキイキと問題の対処をしている人。

そういう人って平和が訪れると、なんでもないことを問題にしたり、自分から問題を起こしにいきませんか?

そんな人からすれば、あなたはとても良いことをしていることになります。だってアイデンティティをキープする格好の材料を身を犠牲にして提供しているわけですから。

 

もちろん、

「だから胸を張って暴れよう!」

と言っているのではありません。

 

あなたがもし、自身の酒癖への批判に傷つき、なんとかしなきゃと悩んでいるなら、とりあえず思考を整理して、お酒に対してのきちんとした対処法を自分なりに見つけてほしいと思います。

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