お酒が抜けるまでの過程

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ここでは、アルコール代謝のしくみについて詳しく説明します。いつも何気なく飲んでいるお酒はこんな経路で処理されるんですよ~。もしかしたら、今夜から飲む量を減らすきっかけになるかも……?

アルコールが分解される仕組み

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①吸収
体内に入ったアルコールは、胃で約20%、その他の大部分が小腸で吸収されます。吸収されたアルコールは血液に溶け込み、全身へと拡散した後に最後は肝臓へとたどり着きます。

②代謝(第1段階)
肝臓にあるアルコール脱水素酵素(ADH)によって、約90%のアルコールが代謝され、アセトアルデヒドに分解されます。アセトアルデヒドは簡単にいうと毒で、お酒を飲んだ時の吐き気や頭痛の原因となる物質です。このアセトアルデヒドを分解して無害な酢酸にする酵素がアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)です。

③代謝(第2段階)
肝臓で分解しきれなかったアルコールは、肝静脈を通って心臓に運ばれ、全身をめぐった後、再び肝臓に戻って分解されます。

④排出
酢酸にまで分解されたアセトアルデヒドは、全身をめぐるうちに水と炭酸ガスに分解され体外へ排出されます。また、アルコールのうち約10%は代謝されないまま、呼気や汗、尿として排出されます。

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お酒が抜けるまでにかかる時間の目安

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ちょっと複雑な話なので、興味のない方は飛ばしてください。

一般的に、1時間で体重1kgあたり純アルコール0.1gを処理できるといわれています。純アルコールとは、アルコール度数に関係なく比較するための数値で、

純アルコール量=飲んだ量(ml)✕アルコール度数(50%なら0.5)✕0.8

という計算式で算出されます。

つまり、体重60kgの人ならざっくり1時間で6gの純アルコールを処理できるという計算になります。

これによると、350mlのビール(5%)の純アルコール量は14g。体重60kgの人なら約2時間かかるという計算になります。さらにブラックニッカ700ml(37%)まるまる1本なら、純アルコール量は207g。約35時間(1日半!?)かかる計算になります。たまにある三日酔いの状態ですね。

 

でも、自分で紹介しておいて申し訳ありませんが、こんなのお酒が入った状態で冷静に計算できませんよね?(笑)それに、お酒の強い弱いは個人差がありますし、お酒の強い人でも連日連夜明けなら処理能力は低下します。

ですので、私は自身の経験から

何を飲んでも13時間はかかる!

と考えるようにしています。

みなさんも、ご自身の経験から、ちょっと多めの目安時間を設定されるといいでしょう。

おわりに

私たちは楽しくガブガブしますが、お酒はそもそも体にとってみれば毒と同じなので上記のとおり代謝はすごく面倒なのです。

それを知っておいていただければ、と思いました。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

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