人生を楽しむためにはお酒が必要?

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なにかとストレスの多い現代社会です。かつての私のようにお酒をストレスのはけ口にしている方もきっと多いと思います。でも、これって実はただの【勘違い】かもしれませんよ。

なぜお酒を求めるのか?

■つまらん毎日、お酒がないとやってらんない
■毎日ストレスまみれだ。週末くらいパーッとやらないと……
■お酒を飲んでいる時だけは自由と開放感を味わえるんだ。放っておいてくれ
■仕事終わりの一杯があるから頑張れるんだ
■酒浸りになっている荒廃した自分カッコイイ(←私だけでしょうか?)

……などなど、そんな心の声が杭となって、あなたの生活の中にお酒がガッチリと食い込んではいませんか?私はそうでした。お酒は自分の生活、ひいては人生を良くするための潤滑剤だと信じて疑いませんでした。お酒を飲まない自分なんて想像もできませんでしたし。

 

でも、長年連れ添ったその「確信」に、いくつも検証の余地があることに気づいてしまったのです。私の気付きの過程を自問自答形式でお話ししますので、参考になればと思います。

 

■つまらん毎日、お酒がないとやってらんない

毎日がつまらんから、お酒を飲み続けないとやっていられないということ。つまり、つまらない毎日が問題であって、それを耐え忍ぶのにお酒が必要だということ?

 

……ということは、つまらない毎日という私が感じるマイナス要素に対して、お酒はプラスの効果をもたらし中和してくれているということ?しかし、お酒はお金と時間と体力を消費し、酔った勢いからの行動で社会的信頼を失うかもしれないというリスクがある。そんなリスクを踏んでまで求め続ける、お酒のもたらすプラスの効果ってなんだ?

……………………。

……………。

……。

あれ、つまらない毎日を充実させるのに必要な物ってなんだろう?何があれば私は毎日をつまらないと感じなくなるだろう?

お金?→YES!!
時間?→YES!
健康?→まあYES
つまり自由?→YES!!!

ならば、それらを徐々にではあるけれど毎回確実に奪ってしまうお酒って、つまらない毎日を固定化するものではないか?お酒を飲んでいる限り、つまらない毎日を脱却する可能性は損なわれ続けているのではないか?

そうだ!
つまらない毎日をまずしらふでちゃんとなんとかしよう。

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■毎日ストレスまみれだ。週末くらいパーッとやらないと……

ストレスまみれの毎日が諸悪の根源。なぜストレスまみれなのか?(……と、考えた時にパッと浮かぶ数人の顔)そうか、お前たちがストレスメーカーだな?

コマンド2

  • たたかう→戦って勝てる相手ならそもそもストレスは感じない。
  • むしする→できるものならしたい。できるかな?
  • にげる→それもアリ。そうだな、最悪逃げればいい。命までは取られない。
  • さけをのむ→???

 

仕事でストレスを与えられて、さらにそれを持ち帰って酒の肴にするなんて、まるでストレスの原因が好きでたまらないみたいだ。いやいやいや、忘れるために飲むのではないか?……でも、お酒でそれらを忘れられたことなんてあるか?

否。

悩みやストレスは酔いが覚めても昨日と変わらない鮮やかさでいつだって私の目の前にあったではないか。もし、ストレスメーカーがこちらに明らかな敵意を持っているとした場合、自分が原因で私が毎週末お酒で酔いつぶれる姿を見たら喜ぶだろうな。それだけは絶対に嫌だ。

 

戦う、もしくは無視するには精神的な体力が必要。それを錬成するには思考の時間が必要。思考には醒めた意識が必要。さらに場合によっては自己啓発系の情報への投資も必要。そしてもし情報を得たならそれを吸収するためにやはり時間と醒めた意識が必要。

それらは一時的に現状への更なる負荷をもたらすリスクではあるが、ストレスの根本解決には効果的である。

 

逃げるには、ある程度の貯蓄が必要。次の仕事を探す時間も必要。多くの場合、勉強の時間が絶対に必要。安定を失う恐怖というリスクはあるが、ストレスの根本解決には絶対的に有効である。

 

???

お酒を飲むという行為は、一時的に酔いでストレスを忘れられるかもしれないが、忘れたからといってストレスの原因が無くなるわけではないし、ストレスの根本解決にはなんら効果的ではない。良くて現状維持である。家計や心身へのダメージが無い分、ふて寝のほうが何倍もマシではないか?

ストレスの原因を見極めよう!
戦うなら戦う、無視するなら無視する、逃げるならちゃんと逃げよう(お酒を飲んで逃げたつもりになるのは非生産的なのでやめよう)

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■お酒を飲んでいる時だけは自由と開放感を味わえるんだ。放っておいてくれ

たしかに、現状は束縛感しかない不本意なものだ。開放されたい。自由になりたい。しかし「お酒を飲んでいる時だけは」この前提は本当なのか?

 

たしかに、お酒を飲めば意識は朦朧とするし、恐怖や不安を感じなくなるので、一時的にではあるが簡単に自由になれる。しかし、果たしてお酒がもたらす数々のリスクをBETしてまで得たいリターンなのか?

たまにお酒を飲んで感じるお酒のデメリット

日頃まったくお酒を飲まないようにし、ここぞという時だけ飲むようにしている私が、お酒を飲んだ後に感じることについてお話しします。やっぱりお酒はハイリスクだ。や...

今ですらこれだけのリスクを身をもって感じているのに、あと5年後、10年後も続けられるのだろうか?

 

体質的にお酒が飲めないあの人は、歯を食いしばって何年もこの束縛感に耐え忍んでいるというのか?この間、友人と山でバーベキューをしてきたと楽しそうに話していた。お酒も飲まず?それ楽しいのか?……楽しいから行くんだろうな。現にそれで、私がお酒に浸らないと耐えられないような、同じ環境を彼は涼しい顔で生きているのだから。お酒が無くても大丈夫ということか?

■仕事終わりの一杯があるから頑張れるんだ

じゃあお酒をまったく飲まないあの人はどうやって仕事に耐えているのか?私が体を酷使して酒浸りにならないと耐えられないと思っている仕事に。

 

「人それぞれだろ!」その通り。人それぞれだ。人それぞれなら、お酒を飲まないことも選択可能ということだ。それなのになぜ私はお酒をチョイスし続けているのだろう?コストパフォーマンスも悪く、心身へのリスクも大きいお酒を定番アイテムに選択している理由はなんだろう?

 

酔えるから。つまり合法的にトランス状態になれるから。それ以外にお酒と他の飲み物を分けるポイントは存在しない。もし、その「酔い」を断って代わりに得られるメリットを考えた時、果たして酔いのメリットはそれに勝つだろうか?

 

酔いに価値はあるのだろうか?お金と時間と体力と健康を投資するのだから、それなりに自分自身が納得のできる説明の立つ「価値」がないと、有限であるそれらを無駄にしているということになる。いい大人が詐欺師に騙され続けているのと変わらない。

 

酔いに価値はあるのだろうか?他の価値を失う危険な状態へのフリーパスである酔いに、それを上回るだけの大きな価値はあるのだろうか?…………。

 

ここで明確な答えが出ないのなら、私はなぜお酒を飲み続けているのだろう?とりあえず、この価値のボケているものを手放してみてもいいのではなかろうか?

心の中のお酒をろ過して変な混ぜ物を除去しよう!
「本当に飲まなきゃダメ?」という簡単な問いかけで、心の中のお酒に混ざった中毒性抜群の混ぜ物はろ過できる。

そこに残ったピュアなお酒を、本当に飲みたいと思うだろうか?

それは本当にお酒じゃなきゃダメなのか?酔いはしないが、半額くらいで無害な炭酸水ではダメな理由はなんだろう?

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■酒浸りになっている荒廃した自分カッコイイ

それは、何かのために極限まで神経をすり減らしてボロボロになった人が酒浸りになるのがカッコイイのであって、そもそもそういう人はお酒を飲んでいない状態でもカッコイイ荒廃感を醸し出しているものだ。それは戦いもせずに勝手に誰かに負けた気になって、酒をあおって愚痴ばかりを垂れているような姿とは似て非なるものである。

荒廃してから飲もう
荒廃するまで何かに追いつめられてから、酒浸りになればカッコイイはず。

おわりに

きっとあなたにはあなたなりの、お酒を飲む理由があると思います。もしお酒をやめたい、控えたいと思われたのなら、お酒を毛嫌いするのではなくて、その「理由」を溶かしていかないとなかなかうまくいきません。お酒とはそういう性質のものですから。

 

たしかに、お酒は人生を楽しくする数々の場面で手助けをしてくれる道具かもしれませんが、楽しい人生の屋台骨では絶対にありません。それだけは断言できます。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

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