二日酔いの2つのタイプと対処法

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二日酔いには大きく分けて2つのタイプがあります。対処法を間違うと遠回りになってしまうこともあるので、ここではそれぞれ効果的な対処法をご紹介します。

脱水状態や低血糖やアセトアルデヒドが原因の二日酔いの対処法

□頭痛
□吐き気
□だるさ
□筋肉痛
□節々の鈍痛

これら一般的な二日酔いの症状の原因は、脱水状態と低血糖とアセトアルデヒドです。

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水分と糖分を効率よく吸収するには

アルコールには強力な利尿作用があります。お酒で水分も摂っているように見えますが、お酒で摂取した以上の水分をアルコールの代謝で消費します。なんとビール500ml缶たった2本で約1リットルの水分が失われます。よって、お酒を飲んだ翌朝は必ず脱水状態といっても過言ではありません。

 

さらに、肝臓はアルコールの代謝中は他の仕事を後回しにしますので、肝臓で作られる人間の体にとって重要な動力源であるグリコーゲン(糖分)の供給も滞ります。これが、頭痛やだるさ、筋肉痛などの原因です。

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この脱水状態と低血糖状態を効率よく解消するには、水分補給と糖分補給に特化しているスポーツドリンクが最適です。

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スポーツドリンクが苦手な人はオレンジジュースグレープフルーツジュースでもいいです。果糖は低血糖状態を改善するのにすばらしい効果を発揮します。水分は水で補給しましょう。

有毒なアセトアルデヒド対策をしてスピードアップ

お酒が代謝されると、アセトアルデヒドが生成されます。このアセトアルデヒドがさらに代謝されてはじめてお酒が抜けたといえますので、お酒が抜けるまでの過程は二段階あるということです。

アルコール脱水素酵素(ADH)
アルコールの分解の先陣を切る酵素。アルコールをアセトアルデヒドに分解する。

アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)
二日酔い時の不快感、体調不良、不快な体臭の元凶であるアセトアルデヒドを酢酸と水と二酸化炭素に分解する酵素。

これら酵素が働くのに必要な水分や糖分を積極的に補給して肝機能を応援するのももちろんですが、ここでもしLシステインがあれば理想的です。

アセトアルデヒドを直撃するLシステイン

Lシステインは、アセトアルデヒドと共有結合して、無害な物質(2-メチルチアゾリジン-4-カルボン酸化合物)に変えてくれます。つまり、肝臓の代謝を待たずしてアセトアルデヒドを無毒化できるということです。

 

この、Lシステインが多く含まれる身近なものとしては、ハイチオールCが有名です。

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安くはありませんが、飲み過ぎてしまった翌朝や、緊急でお酒を抜かなければいけない時用に持っておいて損はありません。もし今、急いでお酒を抜きたいのなら、薬局に買いに走ってもいいくらいに有効な成分です。

メタノールが原因の二日酔いの対処法

肝臓が働いていないのではないかと思うくらい、ガッチリ残っている
体の裏側の筋肉を伸ばすと痛みがある

冒頭の二日酔いの症状に、上記の症状が混ざっていた場合、メタノールが原因の可能性が高いです。

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「いやいや、メタノールは毒でしょ。飲むわけないじゃん」と思われたかもしれません。しかし、市販のお酒の中には分解の過程でメタノールになってしまう成分を含むものがあるのです。

こんなお酒に注意

上記のような症状があるあなた。もしかして昨夜は飲み放題か何かで安い赤ワインかブランデーを飲みませんでしたか?

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ご存知のとおり、ワインやブランデーは果実から作られます。この果実の中に含まれるペクチンという繊維質がペクチナーゼという酵素で分解されると猛毒メタノールができます。

 

もちろん、毒ですので政府の規制に基いてメタノールの除去が行われてから販売されているのですが、安価な海外産のワイン(とくに赤ワイン)やブランデーではメタノールの除去が不十分であることもあり、注意が必要です。

メタノールを摂るとお酒が抜けない理由

メタノールが体内に入ってくると、肝臓はアルコール(エタノール)の代謝を差し置いて、最優先でメタノールの代謝にあたります。つまりメタノールを代謝している間、お酒は抜けないのです。しかもメタノールは、代謝するのにエタノールの10倍の時間がかかるという面倒な物質です。

 

これが、たまにある「まさかついに肝臓逝ったか!?」と思うくらいにお酒が抜けていない朝の原因です。

メタノールで体の裏側が痛くなる理由

メタノールは分解されると、ギ酸(有毒)、ホルムアルデヒド(有毒)、二酸化炭素になります。これら成分は、頭痛や吐き気だけでなく、筋の痛みを引き起こします。

メタノールを早く抜くには

メタノールが原因の二日酔いの場合は、正攻法しかありません。水分と糖分をしっかり補給して、肝臓にがんばってもらうしかないのです。前述のとおり、果物にはごく微量ではありますがメタノールになり得る成分が含まれていますので、スポーツドリンクや水が最適です。

人工甘味料はNG

最近、スポーツドリンクにも含まれていることがありますが、人工甘味料アスパルテームは避けましょう。

アスパルテームも体内で代謝されるとメタノールになります。

注意して選びたい糖類ゼロのお酒

健康を考えて0カロリーのチューハイを選んでみたり、ちょっと控えたい日にノンアルコールビールで代用することってありますよね。でも、もしかすると最近お酒が抜けなく...

※人工甘味料についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

補足

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余計なお世話かもしれませんが、もし仕事の出勤前にメタノールが原因の二日酔いだと気づかれた場合、お休みされる覚悟と準備をされたほうが精神衛生上いいかと思います。私の経験上、メタノール型の二日酔いの時は、出勤までに気持よくお酒が抜けることはまずありません。

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まとめ

■通常の二日酔いならまずはスポーツドリンクか果物ジュースで水分補給と糖分補給を。急ぐならLシステイン(ハイチオールC)を摂る
■肝機能を疑うくらいにお酒が残っていたり、体の裏側の痛みがあるなら、潔く匙を投げて体を休めて水分補給と糖分補給に徹する
■人工甘味料は肝機能を邪魔するので二日酔いの時は避ける

二日酔いには普通のとメタノールが原因の厄介なものがある、ということを知ることが大切です。

 

メタノール型の二日酔いは非常に厄介でとにかく苦痛ですので、できることなら避けたいですね。

■安酒、とくに果実からできるお酒は飲まないようにする。コンビニとかスーパーで簡単に手に入るワンコインのワインなんてやめよう
■飲み放題のラインナップは安酒のオンパレード。あれこれ飲むのはやめよう

以上に気をつけて、同じリスクを踏むのでもなるべく軽いリスクで済むように注意したいですね。

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