致死率80%超!?急性アルコール中毒とは

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

東京都だけでも毎年1万人が救急搬送されているという急性アルコール中毒。致死率80%超といわれる理由と、万が一の場合の対処法について説明します。

まずは救急車を!!

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まず、もし今近くに急性アルコール中毒の方がいて、対処法をネットで調べようとして当サイトへ辿り着いた方がいらっしゃいましたら、とりあえずすぐに救急車を呼んで下さい!!

「とはいっても……」

と、抵抗のある方もいると思いますので、ひとまず、救急車を呼ぶべきか判断をしてもらえる#7119にかけるのがいいでしょう。

#7119にかける

急性アルコール中毒かもしれない

□体が冷たい
□急に倒れた
□おしっこを漏らした
□呼びかけたりつねったりしても反応しない
□痙攣している
□大きないびきをかいている
□呼吸が少ない(7回/分)

これらの症状がみられた場合、急性アルコール中毒の疑いが濃厚ですので、ただちに救急車を呼んだほうがいいです。

片足どころか首まで死の淵にどっぷり浸かり込んでいる状態の可能性大です。

運良く一命を取り留めても、後遺症で脳に重篤な障害が残る場合もありますので、とにかく早く救急車を呼びましょう。

もし万が一の事があった場合、そこまで飲ませた人には傷害致死罪が適用され3年以上の懲役になることがあります。自分のためにも早く決断したほうがいいです。

急性アルコール中毒の正しい応急処置

救急車を呼ぶ

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119で救急車を呼ぶか、迷うようなら#7119にかけて判断を仰いで下さい。

回復体位をとらせる

回復体位

東京消防庁:http://www.tfd.metro.tokyo.jp/camp/2014/201412/camp1.html

舌や吐いた物が気管に詰まって窒息死する危険がありますので、横向きに寝かせましょう。

もし、既に嘔吐しているようなら吐いた物を口の中から掻き出しましょう。

体温が下がらないように細心の注意を払う

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お酒を飲むと体温が上がるのが普通ですが、血中アルコール濃度が致死量に近づくと、末梢神経の働きが鈍くなり体温調節ができなくなります。

上着や毛布、レジャーシートでもいいのでとにかく体を温めて体温維持に努めてください。

逆に絶対にしてはいけないこと

体を激しく揺さぶる

嘔吐を促進します。

吐いたものが気管に詰まって窒息する危険がありますので絶対にやめましょう。

無理やり水を飲ませる

これが一番多い間違った対処法です。介抱する側も酔っているので、仰向けにして水のペットボトルを口に突っ込むとか、口に注ぎこむとかもはや殺人行為です。

急性アルコール中毒の人は、末梢神経が麻痺状態にあるため、まともに水を飲み込むこともできない可能性があります。

気管に水が入って咳込み、呼吸困難になってしまう危険がありますので絶対にやめましょう。

一人にする

嘔吐したものが気管に詰まったり、体温が下がったりして様態が急変する可能性があります。

必ず誰か、冷静な判断ができる状態に一番近い人が傍について、目を離さないようにしましょう。

致死率80%超といわれる理由

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これは、私が実際に急性アルコール中毒で救急搬送された病院のお医者さんから聞いた実際の致死率です。

 

一般的に、人間は血中アルコール濃度が0.4%を超えると昏睡状態(意識がない)になり、約40%の確率で死亡するといわれています。

つまり、アルコールがそこまで入った時点で5人に2人は助からないということです。

 

その上、誰かが急性アルコール中毒になる時、かなりの確率でその周囲には冷静な判断ができないくらいまで酩酊~泥酔した仲間がいます。

これにより、初期対応が圧倒的に遅れるため、病院に運ばれても時既に遅し。高確率で死に至るケースが多いのです。

特効薬は存在しない

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アルコールの急性中毒に解毒薬は存在しません。

よって、急性アルコール中毒で病院に搬送されても、対処療法として尿道にカテーテルを挿して、延々点滴をして強制利尿を施すことで、アルコールを体外に排出させる治療が行われます。

しかし、これによってアルコールの体外排出が早まることも、急性アルコール中毒からの回復が早まることもなく、もう一度目覚めるか否かは本人の生命力次第になります。

まとめ

■一刻も早く救急車を!迷うなら#7119に相談。
■揺さぶらない、水を無理やり飲ませない、一人にしない
■横向きに寝かせ冷静な誰かが介抱する

いかがでしたでしょうか?

これが急性アルコール中毒です。

楽しいはずのお酒の席で、友人先輩後輩を失うことになるなんて悲しすぎます。そうならないように気をつけることも大切ですが、万が一の時の対処を間違わないよう、お酒を飲む方みなさんに知っておいてほしいと思いました。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

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